旦那さんの実家はフルーツやかになど、手が汚れやすいものを食べやすく切っておくのが普通です。
りんごやなしはもちろんのこと、キウイも皮をむいて輪切りにしておき、すいかまでも皮を取り除いて赤い身の部分だけを一口大に切り分けてあります。
かにも同様に手が汚れないように、且つ、かに爪なしでもお箸だけで食べられるようにさばいてあるのです。
まず、かにの甲羅と脚に分けます。
何枚かあったら、かにみそだけ器か甲羅にひとまとめにしておき、脚の身を一部ほぐしてまとめたかにみそと刻んだねぎ、しょうゆ少々と混ぜておきます。
これで自家製の特製かにみその出来上がりだそうです。未だに自分で作ったことはありませんが。。。
それから脚を食べやすくさばくのですがこれがすごいのです。
かに料理のお店なら脚の真ん中に切り目を入れるだけで、あとは自分で割ってかに爪でかき集めて食べるというのが普通ですが、旦那さんの実家は違います。
切り目を入れる部分から真っ二つに切ってしまうのです。
脚が長ければ半分の長さに切って、さらに縦半分に切り分けます。
こう切ってあるとお箸で身をきれいにはがせるのでかに爪はいりません。
初めてこう切ってあるかにを見て、びっくり、そして感動しました。
本当にかにが食べやすかったからです。
自分でもやろうとしましたができませんでした。
包丁の使い方にコツがあるらしいのですが未だにコツがつかめません。
というか、たぶん無理です。
これからもかにをさばくのは旦那さんの実家におまかせしようと思います。