あまり上手にいえないのですが、「原風景の一部」となるような食べ物って、誰にでもあると思うんです。
そもそも「原風景」って何、と追及されても、上手に答えることができないのですが(笑)わたしなりに説明すると、「原風景」とは今の自分を形づくっているものの中の、根本にある要素、ということだと考えています。
なんだか大げさな話になってしまいましたが、つまるところ、「人生になくてはならない食べ物」ということです。
美味しくて仕方がない、癖になっている、絶対にこれだけはあってほしい、という食べ物です。
わたしの場合、その大事な食べ物は「カニクリームコロッケ」なんですよ!
どれくらい重要かと良いますと、例えば、デートでごはんを食べる時、「どこに行きたい」と聞かれたとします。
即効でわたしは答えてしまうのです。
「カニクリームコロッケがあるところがいいな」
・・・と。
「なに、その限定の仕方は」
と言って笑われます、大抵は。
これまで、どの男性とデートをしても、同じことを言いました。
ごはんは、カニクリームコロッケがメニューにあるところ、と。
それを面白がってくれる男性なら、長続きしました。
また、カニクリームコロッケがメニューにあるところ、という限定の仕方で、どのお店を選ぶのかというセンスも人それぞれで、なかなか楽しいです。
ファミレスに連れて行ってくれる人もいれば、美味しいイタリア料理店につれて行ってくれる人もいました。