タラバガニの旬は11月~3月頃です。
この時期に最も獲れることもありますが、タラバガニは夏ごろに脱皮をするため、11月以降に身入りがよくなり、おいしい時期になるからです。一般的には甲羅よりも脚の身の方を食べるので、身入りの良い冬場のオスが最も高い評価をされています。
毛ガニの旬は一年中です。
春先は身入りが弱いものの甘みが最も増す時期です。夏から秋までは身入りがとても良くなり、またカニミソもおいしくなります。初冬から年末は、寒くなるため毛ガニも脂乗りが良くなりおいしくなります。それぞれの時期で一長一短はありますが、一年を通しておいしくいただけます。
ズワイガニの旬は11月~3月頃です。
漁を行える時期がオスが11月~3月、メスが11月~1月とこの期間だけということもあり、旬となります。甲羅に黒い点が付いている事がありますが、これが多い方が脱皮から時間が経過しているので身の入りが良いと言われています。
花咲ガニの旬は9月~11月頃です。花咲ガニのオスの身と液汁の比率が、9月上旬には身が8~9割(6月下旬は五分五分、7~8月にかけて液汁が減少)、という検査報告があることや、プロリンやアルギニンなどの甘み・うま味成分の量も9月上旬に量が多くなるためとてもおいしくなるからです。