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ちらし寿司にカニ缶

お歳暮に、カニの缶づめの詰め合わせをいただいたことがありました。
カニの缶づめといえば、ちびまる子ちゃんが、モモエちゃんのコンサートに行く時にプレゼントに自宅にあったカニの缶づめとマヨネーズを箱に入れて持っていったものだようなあ、と思い出しました。
缶づめとはいえ、高級食材のカニを使った料理が思い当たらず、しばらくの間、カニの缶づめは、コンロ下の食物を入れる場所に入っていました。
季節は三月になりました。
お雛様を出して、ひなあられを買って、三月三日の当日、ちらし寿司を作ろうという時に、何かないだろうか、と考えました。
毎年、いくら、エビなど、何かしら海の食材を加えているのですが、今年はどうしようか、ということになったのです。
その時、コンロ下に箱に詰められたままのカニの缶づめを思い出しました。
今年はこれを使わせてもらおう、ということでちらし寿司を作り、薄焼き卵を焼き、エンドウマメを軽くゆでました。
カニの缶づめを開けると、白い紙に包まれたカニの身が出てきました。
細かくなっていたので、ちらし寿司にまぜました。
ちらし寿司にカニの淡い赤がまざり、カニの風味が出て、とても美味しかったです。
缶づめをお歳暮に送ってくださった方には、おかげさまで、おいしいちらし寿司が出来て、よい雛祭りになりました、という感謝の気持ちでした。

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