此処はどうかしら？と思っていましたが、本当に美味しくあしらっていました。
一緒にいた彼女は食通でもあり、上海がにの胃の部分は食べたらまずいし、危険だとか、色々食べ方を教えてくれました。
彼女曰く、上海がには、雑食で何でも食べてしまうので、胃の中が汚染されている可能性があるから、というのです。
カニが雑食、というイメージが全くなかったので、それには驚きましたが、確かに我々人間も含め、雑食動物の胃は、雑菌だらけなのでしょう。
気をつけて食べなければ！と、小さな上海がにの身を大変美味しく頂きました。
上海がにですから、お値段のほうもそれなりに高価なものでしたが、それでも、あんなに行列になるなんて、不景気だという割に、人の食に関する欲求は凄いものだな、と感心しました。
個人的には、上海がにも貴重だし美味しいけれど、小さな上海がにを頂くのに、手がべたべたになるし、ほんの少ししかない身に物足りなさを感じるので、身のふんだんに入ったたらばがにもいいなあ、と思いました。
（完）
