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少しを味わうか、量で満足するか その2

つづき

結局そんなことを言われ警戒しすぎてしまい、カニを疑って食べるよりは他の海産物を疑いなく美味しく食べよう!という結論にいたり、山盛りのいくらウニ丼に変更。
プチプチと大満足な食感を楽しみました。
とは言え、一度ギブアップをしたものの、「茹でてなければ見分けがつくのでは?」という気持ちに勝てず、いざお土産にカニを持ってかろうとガイドブックを読んで三角市場へ。
ズラッと並んだ市場はカニ、カニ、カニのお店ばかり。
お店のおじさん曰く「背中に突起があるだろ、それが6個だったら安心して買いな。ズワイガニだから。うちのはみんなちゃんとズワイガニだよ~」
思わず疑いの目で全てのカニを隅から隅までチェック。
たくさんお店はあったけれど見分け方を教えてくれたおじさんのところで購入し、東京に送ってもらいました。
結局、おいしいカニにありつけたのは東京の自宅で家族とともに囲んだカニ鍋。
帰って来てから思えば、アブラガニをだまされて食べさせられたとしてでも、食べ放題でたらふく嫌ってほど北海道で食べるのも良かったかもしれないなぁ、と小さい鍋を囲みながら思ったのでした。
(完)

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