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カニの思い出(旅先編)

おすすめのカニの宿、それは鳥取駅前、なんでこんなとこに?って一瞬見まごうような立地の、鳥取温泉『こぜにや』です。
最初に行ったころは、インターネットが今ほど活用されてなく、旅行情報誌を頼りに、宿探しをした結果巡り合った旅館でしたが、なんと素晴らしい、最高の旅館でした。
カニ料理を目当てに行ったはずなのに、帰りには、「もうカニは見たくない」って気持ちになるほどのカニ三昧なのです。
カニ刺しに始まって、カニ酢・カニ鍋・カニの天ぷら・カニ握り・さらには和食を離れ、カニグラタンっぽいものも…。
カニに始まり、カニに終わり…まさにカニだけで満腹状態になったのは、この時が初めてで、思えば一人当たり、松葉ガニ3杯くらいあったのでは?(しかもかなり身の詰まった)と思うくらいのボリュームでした。
それからは、カニが食べたくなると、ひたすらリピート。
もう数年前になりますが、第一子を妊娠中にもカニ中毒症状が出て、安定期に入るより前に、アイスバーンに近い雪道を、雪道に最も適さないタイプのスポーツカーで、横滑りしながら走り、チェーンが切れ、針金でつなぎ、また切れ、またつなぎを繰り返しながら、ガタゴトガタゴト行ったこともあります。
長女は、その時にどうやらおなかの中でカニの味を知り、堪能したらしく、今では特大サイズのカニポーションを、優雅に『しゃぶしゃぶ』しながら、軽く12本はおなかの中へ…。
カニの季節に合わせていくため、雪道との戦いは、そのように時に壮絶なものでしたが、美味しいカニを満喫し、さらには翌日、遠回りして漁港に寄り、お持ち帰りのカニまで買って帰り、『こんなにカニばっかりだとさすがに飽きちゃうよね~』と言いながらも、翌年、またまた繰り返してしまう、我が家の冬の風物詩です。

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