最近、生のおいしいカニを食べてみたい！と切実に思う私です。
実は今まで食べていたカニが生ではなかったという事につい先日気付かされ、もの凄いショックを受けました。
私はカニが大好きです。お寿司のネタとして食べるのもカニをむいて１匹丸々食べるのも大好きですし、カニのクリームコロッケ、天ぷら、フライも全部大好物です。
もちろん、茶碗蒸しや雑炊、お吸い物に入っているカニは調理されているものだと分かっていました。けれど、お寿司や１匹丸々食べるカニは生だと思って疑わなかった私です。
ところがそれらは１度茹でてあるもので生ではないのだそうです。
今までに食べて来た大好きなカニが否定された様な感じで思わず愕然とした私です。
全く気付かない私が鈍感すぎるのかもしれませんが、丸々１匹むいて食べるカニはともかくお寿司屋さんで頼んで出て来るネタのカニも生ではないというのは周知の事実なのでしょうか？
大きなショックとともにガックリと肩を落としたのは言うまでもありません。
私は衝撃の事実を知って以来、何としても是非１度生のカニを食べてみたい！と思うようになりました。
茹でてあってもあれほど美味しいのだからきっと生のカニはとてつもない美味しさだと思うのです。
調べてみると高級なお寿司屋さんやカニの専門店では生のカニをネタとして扱うお寿司があるそうです。もちろん同じカニのお寿司よりも値が張るのは必須の様です。
私としてはお寿司１貫だけでも食べられるのなら満足です。しかしお寿司一貫だけを食べには行けないですよね？
それでなくても生のカニが食べられる様な所は高級な所が多いのでそれなりのお客さんばかりでしょうし、生のカニのお寿司を１貫だけしか注文出来ないようなお客なら門前払いになってしまう気がします。
そんな幻のような生のカニは一体どんな味なのか？と思い友人達にも聞いてみたものの、生のカニを食べた事のある人はいませんでした。
ところが自分の周りに１人だけいたのです。生のカニを食べた事のある人物、それは私の父です。
早速どんな味だったのか、美味しかったのか？と尋ねると父は「茹でたカニの方が好きだ」とあっさり言ってのけたのです。
よくよく考えれば父は舌が肥えているわけでもなくどちらかと言うと味には無頓着な方なのです。そんな父が生のカニを食べていて私は食べた事がないなんて何とも不公平な話だと思いませんか？
次のボーナスは使わずに溜め絶対に生のカニを食べに行こうと思います。そして母は連れて行っても父は絶対に誘うものか！と心に固く誓う私でした。